東洋思想では
部分は全体を表すと考えます。
身体も一緒です。
腰が痛いのは腰に原因がある
膝が痛いのは膝に原因がある
のではなく、
腰が痛いのも膝が痛いのも
全身の身体の状態を表しています。
積聚治療では「生命力が低下した」から
痛みが出る
と考えます。
そのため、
腰が痛いから腰に鍼をするのではなく
膝が痛いから膝に鍼をするのではなく
身体全体の生命力を高めるための鍼をします。
具体的には、
お腹と背中には重要なツボが集まっているので
お腹と背中を中心に鍼とお灸をしていきます。
生命力が高まれば
本人の回復力によって痛みは減っていきます。
積聚治療は
生活習慣や疲労などで
下がってしまった生命力を
高める治療です。